みことばの花 210118「死ぬことは益?」
「わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。」(ピリピ 1:21 口語訳)
パウロと言う人は、キリスト教を世に広めた第一人者です。この人がいなかったらキリストの教えの素晴らしさは、しっかりと確立されていなかったかも知れません。
このパウロが人生を豊かに送れた鍵は、「イエス・キリスト」そのお方に出会ったことにありました。
彼は上記の聖句を書いた人ですが、「わたしにとっては、生きることはキリスト」であると言い切っています。
そしてさらに「死ぬことは益である」とさえ語っています。
「生きることは益である」ならば分かりやすいのですが、「死ぬことは益である」とはどういうことなのでしょう。
自我に死ぬとか内面的な死を指すとも受けとれますが、実際の死(命を失う)さえも益であるとも解せます。
事実、パウロは死を恐れない心を持っていました。彼は体験していたのです。死の向こうにもっと素晴らしい命があることを。
どのような体験をしていたのか、明日に続きます。主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜