みことばの花 210331「失敗」
「しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、まして彼らが全部救われたなら、どんなにかすばらしいことであろう。」(ローマ 11:12 口語訳)
「挑戦しなければ失敗しない」。しかし失敗を恐れ何も挑戦しないよりは、挑戦して失敗することのほうが価値はあると思います。
本田宗一郎さん(ホンダの創始者)が「失敗は、その一歩の踏む込みだと思う。前進への足跡だと思う。…『サルも木から落ちる』という言葉がある。慢心とか油断へのいましめである。…しかし、私はサルが新しい木登り技術を学ぶために、ある試みをして落ちるなら、これは尊い経験として奨励したい」と述べています。
上記はユダヤ人の「失敗」が異邦人の富となったとある。この「失敗は前進への足掛かり」とは異なりますが、果たしてこれも良いことだったのか???
聖書は実に前向きな解釈をする書物であると思います。
磯部豊喜