みことばの花180629「負けて勝つ」
「そもそも、互に訴え合うこと自体が、すでにあなたがたの敗北なのだ。なぜ、むしろ不義を受けないのか。なぜ、むしろだまされていないのか。」(Ⅰコリント 6:7)
ワールドカップサッカーでは昨晩、日本とポーランド戦が行なわれました。決勝トーナメントにつながる大切な試合で日本は0-1で敗北。気になるのが同グループでのセネガルとコロンビアの戦いの結果。しばらくは0-0でした。このままだと日本はグループ3位になり決勝進出できなくなる。もし日本が引き分けに持ち込めれば、日本とセネガルが決勝へ。コロンビアは必至に戦い1-0になった。これで日本とセネガルは横に並ぶ。そしてルールによれば、反則数の少ない日本が良い。日本の作戦は、なんと0-1のまま攻撃をストップしてコロンビアまかせにすること。こんな選択もあるのかと思いました。そしてコロンビアが勝ち、日本は薄氷の決勝進出。負けて勝った試合となりました。これを見て思いました。目先の勝ち負けよりも目標は決勝進出。これは人生にも通じるのでは…。目標がどこに設定されるかです。上記の聖句も、賢く敗北を生きる生き方が教えられています。先を見据えて泥臭く戦った西野ジャパンと重なるような気がします。
磯部豊喜