みことばの花 180628「彼は争わず」

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みことばの花180628「彼は争わず」

「彼は争わず、叫ばず、またその声を大路で聞く者はない。」(マタイ 12:19)

先日、神様の顔や姿のことを書きましたが、「神様の顔はその品性」ということを書かせて頂きました。人もそうですが、真の美しさは外見にあらず人の心の状態にあると思います。4,5年前に知った「泥かぶら」という少女の話。ある村に孤児の醜い少女があって、着物はボロボロ、身体も洗わないので「泥かぶら」と呼ばれ、子供たちから石を投げられ、少女も石を投げ返すという有様で、心はあれていった。ある日少女は「美しくなりたい!」と叫んでいると老法師が通りかかり、美しくなる秘訣を教えた。一つ、自分の醜さを恥じないこと、二つは、いつも微笑むこと、三つは、人の身になっておもうこと。「泥かぶら」は激しく心を動かされ、その言葉のように生きていく。最後には、人買いに売られながらも、明るく生きる少女に人買いの心も変えていく。人買いは「仏のように美しい子よ」との手紙を残し姿を消した。さて神様の御品性を現されたイエス・キリストについて「彼は争わず」と聖書に書かれています。この品性をやさしく身に付けられたら素晴らしいと思うのです。

磯部豊喜

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