みことばの花 210124「不安のとき」

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みことばの花 210124「不安のとき」

「さあ立って、町にはいって行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう。」(使徒 9:6 口語訳)

サウロ(パウロ)の物語の続きです。パウロは、キリストの声を聴き、これから行くべき道が示されます。
彼は、先のまばゆい光のためにでしょう。目が見えなくなっていたようで、人々に手を引かれて、ダマスコに入ります。
「彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった」(使徒9:9 口語訳)とあります。
パウロがここでした行動は、いわゆる断食と祈り。彼は自分の身に起きたことを思いめぐらしていました。
「一体全体、あの出来事は何だったのか」「いま目が見えない。これから自分はどうなるのか…」不安が彼の心を包んでいたことでしょう。
人生の不安は内省の時。彼の沈思の時に、キリストは彼の知らぬところで働いておられました。

磯部豊喜

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