みことばの花 201204「非常①」

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みことばの花 201204「非常①」

「アブラムは家畜と金銀に非常に富んでいた。」(創世記 13:2 口語訳)

今朝のニュースに「大阪府吉村知事、医療非常事態宣言」という文字を見ました。
そして大阪のシンボルタワーの「通天閣」とか「太陽の塔」などに赤色の照明が灯されたようです。
新型コロナ感染はますます深刻度を増してきています。
この「非常事態」という言葉から、聖書にある「非常」という単語を調べてみました。
その数の多いこと。上記は聖書の最初の書「創世記」に登場する「非常」です。
こいう内容の「非常」ならば悪くはないのですが、最後の書「黙示録」に登場する「非常」は、災害に関するありがたくない内容です。
「また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。
その災害が、非常に大きかったからである」(黙16:21 口語訳)。
今世界を包んでいるのは、後者の「非常」のようです。「非常」とは「はなはだしいこと、普段と異なる事」。
アブラハムの場合のような祝福が「金銀」とまでは行かなくても、私たちの「心身」に訪れることを祈りたい。

磯部豊喜

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