みことばの花 190507「子ども」

みことばの花190507「子ども」

「すると、イエスは幼な子を呼び寄せ、彼らのまん中に立たせて言われた、
『よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。』」(マタイ 18:2,3)  

過ぎ去った5月5日の新聞記事に「『あしたはなぜあるの』。
もし子どもから聞かれたら、何と答えればいいのだろう。
かつてTBSラジオの電話相談に寄せられた、小学校3年生の質問である。
永六輔さんが答えあぐねると、もう一人の回答者、天文研究者の小林悦子さんが口を開いた。
『きのうと今日は、もうすぎちゃったことだから、やりなおしがきかないでしょう』『うん』
『だけど「あしたは、何かやってやろう!」と思うじゃないですか』。
科学的ではないけれど、うなずきたくなる…」とありました。
子どもからは答えにくい質問が飛んでくる時があります。
「神様は誰が造ったの」もその一例。このグッド・クエスチョンに何と答えましょうか…。
今日も主も支えがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190506「休ませてあげよう」

みことばの花190506「休ませてあげよう」

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」(マタイ 11:28)

今日をもって大型連休が終わりますが、今日は人生に真の休みを届けてくださるキリストのみ言葉を瞑想します。
重荷のない人生は、おそらくないと思います。
人生には時として楽しいこともありますが、涙があり、苦悩があり、病気があり、死も不安も襲ってきます。
これが悲しいかな私どもの人生です。
ですが神の御子イエス・キリストは私どもの人生の苦悩を誰よりも理解してくださいます。
「イエス様、助けてください」と祈る時に、重荷がふっと軽くなるのは不思議なことです。

磯部豊喜

みことばの花 190505「休み」

みことばの花190505「休み」

「するとイエスは彼らに言われた、『さあ、あなたがたは、人を避けて寂しい所へ行って、しばらく休むがよい』。
それは、出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。」(マルコ 6:31)

10連休などと呼ばれた今年のゴールデンウィークも、あと二日になりました。
それにしても三分の一か月も休むとなると、体も心も鈍(なま)ってしまう気がしますが、10連休を体験された方に聞いてみたいものです。
「休む」ことについて、私の所属する教団からも「最低5日は有休を使い、その届け出をしてください、国の指導ですから…」などという御触れが届いていました。
イエス・キリストも上記のように「しばらく休むがよい」と弟子たちにお語りになられたことがあります。
休み過ぎはどうかな?と思いますが、休まないのも問題。
程(ほど)よい休みをとり、リフレッシュされて人生のリセットするのは大切なことなのだと思います。
主の守りが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190504「静まれ、黙れ」

みことばの花190504「静まれ、黙れ」

「イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、『静まれ、黙れ』と言われると、風はやんで、大なぎになった。」(マルコ 4:39)

今日は第七日安息日、今日の私の役割は、千葉教会の姉妹機関である老人介護施設シャローム若葉「虹の家」の入所者の皆様と安息日礼拝を共に過ごすことです。
この礼拝説教題が「静まれ、黙れ」。
ガリラヤ湖を襲って来た激しい風と波にキリストが「静まれ、黙れ」と叱ると、たちまちに風と波はやんで湖は大なぎになった。
この話から私は下記のような讃美歌の歌詞を作りました。
「①ガリラヤの湖(うみ)の浜をゆけば、主イエスのことを想わるる、激しい嵐迫りくとも、ただ一言で静まりぬ」、
「②この世の嵐も迫りくとも、主イエスの御顔仰ぎ見て、祈り求める我に襲う、悲しみ悩みも、消え去りゆく」。
ハッピー・サバス(=安息日)!

磯部豊喜

みことばの花 190503「律法の書」

みことばの花190503「律法の書」

「この律法の書をあなたの口から離すことなく、昼も夜もそれを思い、
そのうちにしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。
そうするならば、あなたの道は栄え、あなたは勝利を得るであろう。」(ヨシュア 1:8)

今日5月3日は憲法記念日です。
日本国憲法は1946年(昭和21年)11月3日の文化の日に公布され、
翌年5月3日に施行。前文と11章103条で本文が構成され、国民主権、戦争放棄、基本的人権の尊重が基本理念として掲げられています。
これを守ることで国は栄え、平和が守られてきました。
私の脳裏には、なぜだか「律法の書」について書かれた上記の聖句が浮かびました。
今日も主の平和がありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190502「捨てる勇気」

みことばの花190502「捨てる勇気」

「あなたがたは古い穀物を食べている間に、また新しいものを獲て、その古いものを捨てるようになるであろう。」(レビ 26:10)

今日の朝、ボンヤリの時間を過ごしていましたら、「みことばの花」を書き忘れてしまっていることに気づきました。
先ほどNHKの朝のテレビ小説「まんぷく」の総集編を成り行きで見る機会が与えられましたが、学ぶことが大いにありました。
人々に喜びと幸せを提供するために、数々の逆境にめげずに発明に励む夫婦の物語がそこにありました。
人にやさしい新商品を開発することにおいて決して妥協しない姿。
上記のみことばのように、古いものに固執(こしつ)せず、時にはそれを捨てる勇気、そういう生き方もあるのだと教えられたのです。

磯部豊喜

みことばの花 190501「記念日」

みことばの花190501「記念日」

「主はそのくすしきみわざを記念させられた。主は恵みふかく、あわれみに満ちていられる。」(詩篇111:4) 

2019年の今日、新しい「令和」時代の朝を迎えました。
この「令和」時代に日本の将来が平和であるように祈るものです。
やがてこの日が、「今日は何の日」に加えられることでしょう。
ちょうどこの原稿を書いている時にラジオから、「今日は何の日」の放送が…。
1840年の今日、世界最初の郵便切手がイギリスで発行された記念日。
1851年世界で初の万博がイギリスで開催された記念日。
日本では1948年に、天才的な歌手、美空ひばりさんのデビューした記念日。
さらに1999年に瀬戸内の島々を繋ぐ「しまなみ街道」の開通した記念日とのこと。
次はラジオからではありませんが、我が家の37回目の結婚記念日。
「記念日」は何であれ良いものです。
今日も主のくすしきみわざがありますように。

磯部豊喜