みことばの花181123「恥を恐れない」
「人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。」(創世記 2:25)
昨日は11月22日でした。巷(ちまた)では「いい、ふ~ふ」と読むとのこと。この日にあやかってか昨夜のTV番組で、スーパーに買い物に来ていた夫婦に「恥ずかしくなる」ようなイベントを行なっていました。それは店内で、くじを引き、くじの内容をやってのける…というもの。寄り添うツーショット撮影を行なう(この場合買い物の3割引)とか、店内でお互いに大声で「愛しています!」を掛け合う(この場合は6割引)という内容。二人で仲良く買い物へ来ている人たちですから、撮影されたペア夫婦は、これを見事にやってのけていました。買い物の恩典があるとはいえ、もし自分があの場にいたら「恥ずかしがらずに出来るかどうか…」。「愛しています!」は言えるかもしれませんが、放送だけはNGにしたい。ところで「いい、ふ~ふ」のルーツは、人祖アダムとエバにも見られます。この二人が罪を犯すまでは、上記聖句のように互いに「恥ずかしいとは思わなかった」。愛には裸(隠したくなる心を含めて)の恥は無い。何事も「恥を恐れない」、本当の愛の人になれたら幸いです。
磯部豊喜