みことばの花 180712「悲しみの家」

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みことばの花180712「悲しみの家」

「悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。」(伝道の書 7:2)

お茶の間のテレビから多くの人を笑いに導いた、笑いの伝道師「桂歌丸」さん(81)が眠りにつかれ、一昨日に行なわれた葬儀の模様が放送されていました。葬儀は多くの場合、人を泣かせるものですが、桂歌丸さんの場合は悲しませつつも笑わせる場面もあったという。かつて自分の娘さんを死地に見送ったキリスト者がいました。その葬儀の際に、この方は気が狂ったのだろうか…突然、「バンザイ!」と叫び出した。これは気が狂ったのではない。この娘さんは、生前に「イエス・キリストを救い主として信仰して亡くなった」ことに感動して彼は涙をまぶたに溜めつつも、主を見上げて「バンザイ!」と唱えたのです。この「バンザイ!」には、「また会える!」の信仰が隠されています。人はいつか死ぬ。ですが再会の希望をもって眠ることが出来たらどんなに良いことかと思う。この希望こそ、キリスト者の特権(とっけん=とくべつのけんり)であると私は信じています。

磯部豊喜

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