みことばの花 180605「多くを愛する者の側」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花180605「多くを愛する者の側」

「そこでイエスは彼にむかって言われた、『シモン、あなたに言うことがある』。彼は『先生、おっしゃってください』と言った。」(ルカ 7:40)

昨日の続き。シモンという人は、かつてキリストに罪の病として恐れられた重い病気をいやしてもらった経験を持っていました。そこに罪の女と知られる女性がやってきてキリストに香油を注ぎ、涙をもってその足をぬらし、自分の髪の毛でそれをぬぐっていました。この罪の女として知られる女性も、キリストによって罪を許された人でした。しかしシモンは、自分の身に起きたことを忘れ「罪の女だ」と言って上から目線で思ってしまった。キリストはこれをすぐに見抜き、シモンに「あなたに言うことがある」と言い、あるたとえ話を話しました。ある金貸しに500万円程度の借金をもっている人と50万円程度の借金を持っている人があって、二人とも返すことが出来ないので、金貸しは二人とも許したという話。このふたりのうちで、どちらが彼を多くを多く愛するだろうかという質問をキリストは投げかけます。シモンは「多くを許したもののほうです」と答えます。多くを許されたと感じる心は、深い感謝の行動を生む。多く愛する者の側になれたら素晴らしいと思います。今日も主の愛を心に感じて出発しましょう。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *