みことばの花 210212「わが幸福のため」

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みことばの花 210212「わが幸福のため」

「見よ、わたしが大いなる苦しみにあったのは、わが幸福のためであった。あなたはわが命を引きとめて、滅びの穴をまぬかれさせられた。これは、あなたがわが罪をことごとく、あなたの後に捨てられたからである。」(イザヤ 38:17 口語訳)

上記は旧約聖書イザヤ書に登場する、南王国ユダの王であったヒゼキヤの言葉の一節です。ヒゼキヤ王は、重い病に侵されていました。
ところが涙と共に神に祈りをささげたとき、特別にその願いが受け入れられて15年ほど人生を続けることが出来ました。
彼は今でいう「皮膚がん」だったのかも知れませんが、死にかけていたのです。
彼の国は強力な軍隊を持つ敵に攻められていましたし、自身の体調もすぐれなかったのです。苦しみの渦中に置かれた。
でも彼の祈りは、この両者に克服する道を開きました。苦しみと自分では自分が敗北します。
ですが苦しみと自分の間に神を置いた時、すべて解決しました。
「主は勝利者である」という事実は揺らぐことはありません。

磯部豊喜

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