みことばの花 200408「初めて」
「…ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。
このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。」(使徒 11:26 口語訳)
ここ近年、「初めて」の体験が次々と起こっています。
その数があまりにも多い。昨年は台風災害というものを体験し、私の牧師経験の中で初めて教会での礼拝を休止しました。
あれから半年にもならないのに、今度は感染力の強い新型コロナなるものがやってきて、礼拝が初めて連続の休会となっています。
今朝の新聞の見出しは、大きく「緊急事態宣言」とあり、これも初めて。
さて聖書にも「初めて」の出来事がいくつかありますが、上記はまったく正反対の内容での「初めて」。
教会での集まりに大勢の人々を数え、彼らは初めてクリスチャンと命名されたとある。
今は各家庭に向けて礼拝のライブ配信を行っています。
これまで当たり前のことが、当たり前でなくなっています。
もっと当たり前のことを感謝しなくてはと思います。
磯部豊喜