みことばの花 210107「詳しく」
「この人は主の道に通じており、また、霊に燃えてイエスのことを詳しく語ったり教えたりしていたが、ただヨハネのバプテスマしか知っていなかった。」(使徒 18:25 口語訳)
先日、聖書通読について書きましたが、読者の方々からいろいろな反応がありました。
「自分は章という単位で読んでいたけれど、ページで読む方法があったことを知りました」とか、
「通読を試みたことがあるが、自分にとって精読のほうが心に残る気がします」とか。
実は恥ずかしいことに、本当は私自身1年間で聖書通読を完成した覚えがありません。
何度も中途腰砕けになった通読をするにはどうすればよいのか…と考え、「そうだ章単位ではなくページではどうか」と浮かんだわけです。
章単位で読んで難儀するのは詩篇119篇。この1章はとても長い。約9ページ(口語訳)もあります。
そこでページ単位にして今年は読んでみようと考えました。私個人は、通読よりも短く精読するほうが好きです。
ですがどんどん読むのも良い。聖書の読み方の選択は個人の自由なので、ご自分にふさわしい方法を試せばよいと思います。
何よりも聖書を開いたり、閉じたり、閉じたり…の積読(つんどく)だけは避けたいと思います。
主の道に通じるため、救い主イエスのことをもっと詳しく知るために…。
磯部豊喜