みことばの花 210106「生れた日」

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みことばの花 210106「生れた日」

「この後、ヨブは口を開いて、自分の生れた日をのろった。」(ヨブ 3:1 口語訳)

誕生日は嬉しいでしょうか。それとも佐藤愛子さんの本のタイトル「90歳。何がめでたい」とあるように、自分の年齢に疑問符を抱く方でしょうか。
若い頃は誕生日が嬉しかった。しかし成人を迎えてから普通になり、60歳を過ぎると「何がめでたい」となっていく自分を感じています。
ところで聖書には「生れた日」について実に否定的な言葉が多い。
「また溶けてどろどろになるかたつむりのように、時ならず生れた日を見ぬ子のようにしてください。」(詩篇58:8 口語訳)、「わたしの生れた日はのろわれよ。
母がわたしを産んだ日は祝福を受けるな。」(エレミヤ20:14 口語訳)などある。確かに人の一生は生まれて後、あとは病と死に向かう道。良いことは決してない。
ですがイエス・キリストに出会って、人生の第二ステージ(死後の命)を知った今、人生も悪くないと思えるようになりました。
今日は私の「67歳。何がめでたい…いえ、感謝」の日なのです。

磯部豊喜

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