みことばの花 2001001「復活を知る」
「もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。
さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。」(マタイ 28:10 口語訳)
今朝は、一人の無神論者の話をします。米国の南北戦争時に北側の将軍であったルー・ウォーレスは、熱烈な無神論者でした。
彼は「キリスト教撲滅論」の執筆を始めるために、さまざまな資料を集めました。
イスラエルまで調査に行き、史実も調べました。
そして彼が導かれた結論は、イエスが死から復活されたということは歴史的な事実であったということです。
彼は書きかけていた原稿を破棄し、別の本を書き上げました。
その本が後に1959年に映画化された長編小説「ベン・ハー(副題:キリスト物語)」(1880年)です。
聖書は、「もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい」(Ⅰコリント15:14 口語訳)と書いています。
この一文を書いたパウロは、その目で復活のキリストを目撃しています。
この主は今も生きておられます。
磯部豊喜