みことばの花 200810「三日後に」

みことばの花 200810「三日後に」

「その六十二週の後にメシヤは断たれるでしょう。ただし自分のためにではありません。…」(ダニエル 9:26 口語訳)

今日は俳句で一句。
「三日後に 引き裂かれし ゆりの花」…
先日アスファルトに咲いた「ゆりの花」のことを書きました。
見事な開花でしたが丁度3日後に花びらは二つに引き裂かれて今は路上に。
さて、ダニエル書9章にメシア到来まで70週(1日を1年とする預言解釈法を適用すると490年)の預言が記され、この預言の起算点はBC457年(エルサレム再建命令)。
これから数えると、メシアの登場が69週後(AD27年)になり最後の1週(7年)を迎えます。その1週(7年)の半ばにメシアは経たれるという予告があり、
メシアはAD31年に命を断たれることになります。
果たしてその通りになりました。メシアの出現から3日半(3年半)にイエス・キリストが十字架に架けられました。
偶然ですが不思議にも「ゆりの花」が引き裂かれたのと合致。
やはり「ゆりの花」はキリストの代名詞のようです。

磯部豊喜

みことばの花 200809「バランス」

みことばの花 200809「バランス」

「あなたがたは主を求めよ、そして生きよ。…」(アモス 5:6 口語訳) 

聖書は真理の宝庫です。人がいかに生きれば幸せになれるかをバランスよく書いています。
ところで私の所属する教会(セブンスデー・アドベンチスト)には特殊教理というものがあります。
第七日安息日だとかキリストの再臨、そして聖所のことだとか黙示録に書かれた三天使の使命とか、健康メッセージや死の状態…。
これらを強調することは決して悪い事はありません。
ですが真理はこの特殊教理だけではなく聖書の教えすべてが大切です。要はバランスです。
そしてその聖書の中心は、主イエス・キリストです。「あなたがたは主を求めよ、そして生きよ」と聖書は語っています。
今週も主を見上げて歩みたいと思います。

磯部豊喜

みことばの花 200808「口を広くあけよ」

みことばの花 200808「口を広くあけよ」

「わたしはエジプトの国から、あなたをつれ出したあなたの神、主である。あなたの口を広くあけよ、わたしはそれを満たそう。」(詩篇 81:10 口語訳)

ある有名な通販会社の支配人が、ある家に招かれて宿泊しました。
そこにいた11才の少年が好きになり、彼に何か贈り物をしようと考え、分厚いカタログを残して「欲しいものを何でも選びなさい」と言いました。
少年は端から端まで調べて「ストローを500本ください」と答えたと言います。欲のない少年を微笑ましく思うでしょうか。
ところで天の神は、人が何かを神に求める事について「あなたの口を広くあけよ」と言われます。
これは何を教えているかというと、遠慮せずに「大きなこと」を求めなさいという。遠慮深い人は小さなことを求めるでしょう。
ですが求める相手は王の王ですから、もっと大きいことを求めても良い。
欲心からの求めは禁物ですが、不可能を可能にする主を思い、少し大胆な祈りをしたい。
今日は天の主と交わる第七日安息日、大きなことを求める信仰を頂きたいと思います。

磯部豊喜
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本日8/8(土)のライブ配信 URL を送ります。本日のゲストは、宮本安喜牧師(柏教会/教団名誉牧師)です。どうぞご視聴ください。
安息日学校(聖書の学び) URL 8月8(土)10:00 第6課「無限の可能性」宮本安喜
https://youtu.be/TK2rK33IhZ0
礼拝説教  URL 8月8日(土)11:00 説教題「神対応」宮本安喜
https://youtu.be/k2dtD_Y1iBo 

みことばの花 200807「ゆり」

みことばの花 200807「ゆり」

「わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。」(雅歌 2:1 口語訳)

「ゆり」という花、可憐で孤高な花というイメージが私にはあります。
ゆりの花言葉は「純粋」「無垢」というらしい。オレンジのゆりは「可憐」、ピンクは「虚栄心」、黄色は「陽気」。
ゆりの代表格は何といっても「白ゆり」。これには「純粋」の他に「威厳」という言葉も添えられています。
実は、私の住む千葉教会と隣とを分ける柵下のアスファルトを突き破って、今年初めて「白ゆり」が涼しげな顔を出しました。
炎天下の中、スッと立ち上がり、見事な威厳を保っているのです。
花言葉…なるほど、うまく付けたなと思いました。
さて、ゆりの花は旧約聖書の雅歌に多く登場しています。上記の「谷のゆり」は、王の寵愛を受ける女性を表現しています。
王の中の王は私にとってイエス・キリスト。
暑さに負けず「威厳」ある姿を見ると、「白ゆり」はイエス・キリストのようにも見えてきます。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜
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8/8(土)ライブ配信 URL を送ります。明日は柏教会(名誉牧師)の宮本安喜牧師を招待しております。どうぞご視聴ください。
安息日学校(聖書の学び) URL 8月8(土)10:00 第6課「無限の可能性」宮本安喜
https://youtu.be/TK2rK33IhZ0
礼拝説教  URL 8月1日(土)11:00 説教題「神対応」宮本安喜
https://youtu.be/k2dtD_Y1iBo

みことばの花 200806「嵐の中でも」 

みことばの花 200806「嵐の中でも」 

「すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。」(マタイ 8:24 口語訳)

今朝の聖句も「突然」の出来事。この海上とは、イスラエルにあるガリラヤ湖上の話です。
その日、キリストとその弟子たち一向は舟に乗り、この湖を横断しようとしていました。
「すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった」のです。
のんびり船旅を楽しむことが出来なくなった船上は、水を掻き出したり騒がしくなった。
不安を隠せない弟子たちはキリストを探し、「主よ、お助け下さい、わたしたちは死にそうです」(同25節)と叫んだとある。
主は嵐のただ中で眠っておられたのです。眠りから起こされたキリストの言葉が良い。「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」(同26節)。
その後キリストは、風と海とをおしかりになり、海は大なぎになったとある。
聖書に「信じるものはあわてることはない」(イザヤ28:16 口語訳)とありますが、覚えたい聖句です。

磯部豊喜

みことばの花 200805「突然」

みことばの花 200805「突然」

「人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり/鳥が罠にかかったりするように/人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。」
(伝道の書/コヘレト 9:12 口語訳)

新型コロナウイルスが収束していない中、また中国で新型のウイルスが発生したようです。マダニがこのウイルス源とのこと。
熊本の球磨川や山形の最上川の氾濫を起こした大雨災害。みな突然に起きた出来事です。
前もって分かっていれば、準備が出来るのですが、災禍というものは、強盗のようにやって来ます。
「災いは忘れた頃やってくる」とは言われますが、最近の「災いは忘れる前にやってくる」気がします。
これに対して、「しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗やみの中にいないのだから、
その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはないであろう。」(Ⅰテサロニケ5:4 口語訳)と御言葉にあります。
何が襲って来ても大丈夫、という人生の土台を据えて置きたい。
実に、死が襲って来ても大丈夫…そう言える世界を聖書は教えています。
今日も主の守りがありますように!

磯部豊喜

みことばの花 200804「かたどって」

みことばの花 200804「かたどって」

「わたしたちは、この舌で父なる主をさんびし、また、その同じ舌で、神にかたどって造られた人間をのろっている。」(ヤコブ 3:9 口語訳)

今日は何の日?というラジオ放送で「1996年の今日、渥美清さん68歳で逝く」とありました。
渥美清さんと言えば「フウテンの寅さん」。世紀を越えて今もBSで放送されています。
渥美さんのように役柄の「寅さん」が定着している俳優あまりいないと思います。
ところで人間は本来何者だったのでしょう。聖書には「神にかたどって造られた」ものであったと書いています。
人は「神になることは」出来ませんが、「神にかたどって造られた」ことを意識して良いと思います。
そうすると生き方が変わってくるはずです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200803「持ち続ける」

みことばの花 200803「持ち続ける」

「…もしわたしたちが、望みの確信と誇とを最後までしっかりと持ち続けるなら、わたしたちは神の家なのである。」(ヘブル 3:6 口語訳)

「継続は力なり」…その言葉通りの出来事。昨日、大相撲の照ノ富士関が、5年ぶりに幕内最下位から2回目の優勝を遂げました。
照ノ富士は、大関14場所を終えてから番付は急降下し序二段に。
相撲には10種類の格付けがあります。
上から呼ぶと①横綱、②大関、③関脇、④小結、⑤前頭(=①~⑤は幕内)、⑥十両、⑦幕下、⑧三段目、⑨序二段、⑩序の口。
照ノ富士は、この下から2番目から復活してきました。ケガや病気などで身体を壊し、車いす生活の時もあったという。
「続けてきて良かった」とのコメント。続けていれば花が咲くという教訓を、見事に教えてくれました。やはり「継続は力なり」。
上記聖句に「望みの確信と誇りを最後までしっかりと持ち続けるなら」とありますが、折れそうになっても継続する。
私もそういう人生、キリスト者を歩みたいと願うのです。
主の恵みが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200802「油断」

みことばの花 200802「油断」

「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである。」(箴言 4:23 箴言)

583人、981人、1259人、1308人、1570人、そして昨日は1537人。ご承知でしょう。
これは国内での7月27日~8月1日までの新型コロナの感染者数です。わずか5日間で3倍に増えています。
ついに感染の一人もいなかった岩手県にも…。どうしてこのようになったのでしょうか。
緊急事態宣言が解除されて後、もう新型コロナがいなくなったような錯覚がおきてしまったのでしょうか。
解除後に油断してしまったのでしょうか。
振り返ってみると私も外出後に必ず洗剤で手を洗っていましたが、時々それを忘れてしまうことがあることにふっと気づきました。
三密を避けるという原則も緩んでいるような気がします。
上記の御言葉を心に留めたいと思いました。
「油断することなく、あなたの心を守れ」との御声は、あらゆる面で言えそうです。
主の守りが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200801「はい!」

みことばの花 200801「はい!」

「…死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。」(黙示録2:10 口語訳)

キリストを信じてクリスチャンとなってバプテスマを受ける人に、私は好んでこの聖句を贈ります。
「忠実」という言葉は、辞書には「まごころをもってよく努めること」とか「少しの違いもなく、その通りにすること」とあります。
もっとかみ砕いていうなれば、「はい!」と口と行動で応えることです。
上記の御言葉を語っておられるのは、神の御子キリストです。
キリストの言われることを、すべて「はい!」と答えて行動するとき、「キリストに忠実な者として受け止め」て頂けるという。
そしてそのご褒美は「いのちの冠」。「死に至るまで」つまり人生の終りまで、キリストの御言葉に対して常に「はい!」と答えて生きることの祝福は限りない。
そういえば今日は8月1日。「はい!」と答える日。
今日は第七日安息日、SDA千葉教会では嬉しいバプテスマ式があります。
ハッピーサバズ!

磯部豊喜
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本日8月1日のライブ配信 URL です。礼拝時に、上記にあるバプテスマ式が予定されています。人生の拠り所を得られた方々の最初の行為をどうぞご視聴ください。
安息日学校(聖書の学び) URL 8月1日(土)10:00 第5課「聖霊に力づけられてあかしする」磯部豊喜
https://youtu.be/uhPgmAstLF8
礼拝説教  URL 8月1日(土)11:00 「新しい人生の出発―バプテスマ」 磯部豊喜
https://youtu.be/IIzNy8gOwOY