みことばの花 200303「敵を愛し」

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みことばの花 200303「敵を愛し」

「しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。
そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。…」(ルカ6:35 口語訳 ) 

敵というのは普通、戦う相手のことです。
ただ敵にもいろいろな敵がいます。政敵、スポーツで戦う相手、自分と意見の合わない人…。
ところで次は大劇作家シェークスピアの喜劇の中の一文です。
<「だってさ、友だちはおれをほめあげてばかにするが、敵は正直にばかだといってくれる。
…つまり敵によっておのれを知り、友だちによっておのれを欺くってわけだ」>(小田島雄志訳)。
立場の異なる敵の存在は人を強くし成長させてくれる、自分の姿を真に見つめる役割を果たすという。
ところでキリストは、さらに一歩踏み込んで「敵を愛し」と教えています。
難しいことですが、心に刻みたい御言葉です。

磯部豊喜

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