みことばの花 191217「祝福②」 

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みことばの花 191217「祝福②」  *は筆者の補足。

「悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。
あなたがたが召されたのは、祝福を受け継ぐためなのである。(Ⅰペテロ 3:9 口語訳)

上記は「祝福」という言葉が聖書に登場する最後の箇所です。
「祝福」とは①前途の幸福を祈り、いわうこと、②キリスト教で、神から賜る幸福、と岩波国語辞典にあります。
悪には悪をもって、悪口には悪口でお返ししたくなる…これが生来の人の思いなのかも知れません。
ですが聖書は違います。「かえって、祝福をもって報いなさい」と教える。
自分を不幸に陥れる者をさえ、その相手の幸福を願うのだと教える。
これは感情的に生きる人にはできない芸当でしょう。
ここに必要なのは意志だと思います。
そういう生き方をすることに決めたという強い決心がなくては難しい。
意志は選択の力。
この意志を貫く時、「(*神からの)祝福を受け継ぐ」という約束があることを覚えていたいものです。

磯部豊喜

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