みことばの花 191218「臨終の前に」

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みことばの花 191218「臨終の前に」

「信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。」
(ヘブル11:21 口語訳)

最近、わたしが関わりを持っている人の中に「人生の最期の日」を意識して、病床生活を送っている方がいます。
この方が「自分の人生の最期にあたって出来ることは何か?」と質問されます。
「一緒に考えましょう!」と答えることしか出来ません。
というのは私にはそのような切羽詰まりがないからです(本当は、人はだれも明日のことは誇れないのですが…)。
さて、上記はそのように問われる人に対する聖書のヒントの一つかも知れません。
「ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し…」
「ヨセフの子ら」とはヤコブにとって孫たちのことですが、これから人生を送る若者たち、これからの人生を送る者たちを祝福した、
そういう選択も、良き終活(人生の終わりのための活動)かと思います。

磯部豊喜

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