みことばの花 191012「すべてに時があり」
「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」(伝道 3:1 口語訳)
上記の聖句は「生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり…」と続きます。
今日、私は牧師になって初めて安息日に教会の門を閉じる経験をします。
超大型台風19号が非常に強い勢力を保ったまま、今日の夕方から夜にかけて、東海地方または関東地方に上陸するとのことで、来会者の安全のためにこういう判断となりました。
「教会の門を開くに時があり、その門を閉じるに時があり」となります。
かつて教会の門が長い間閉じられた時がありました。
太平洋戦争の時です。
あの時、多くのSDAの牧師が「治安維持法」なる法律のために投獄され教会は解散閉鎖されました。
今回は自然災害なので通り過ぎれば教会はすぐに再開されます。
ところで再臨信徒の希望は、「キリストが再び来られる時」。
この時を見据えて、今日は第七日安息日をそれぞれの家庭で礼拝することになります。
台風19号による災害が最小限にとどまりますように、心から祈ります。
磯部豊喜