みことばの花190902「命を与える神様」
「また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。
神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、」(使徒 17:25 口語訳)
「聖書の神と他の神々との違いは何か?」と質問されたことがあります。
この質問の背後には、聖書の神もその他の神々の一つという先入観が基礎になっています。
ところで上記はキリスト教を世に広めたパウロの言葉です。
「神は、すべての人々に命を息と万物とを与え」を語っていますが、私どもに命を与えたおられる方こそ神だと呼びます。
となるとこれ以外の神々は、人間が勝手に想像した存在となる。
聖書の神は、すべての人々の存在の基となっています。
実に神様によって私の命が与えられている。
キリスト者はこのことを事実だと信じるので、この神を見上げて、この神様に祈るのです。
今日も創造主の支えがありますように。
磯部豊喜