みことばの花 190805「命を持つ人」

みことばの花190805「命を持つ人」

「御子を持つ者はいのちを持ち、神の御子を持たない者はいのちを持っていない。」(一ヨハネ5:12) 

「いのち」という言葉があります。
これは「わたしは道であり、真理であり、命である。
だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。」(ヨハネ14:6)と語られた「命」です。
幾度となく語っていますが、「キリスト教とはイエス様の教え」というより「イエス様」です。
仏教は「お釈迦様の教え」ですが「お釈迦様」ではありません。
イエス様には真の命があるので死から復活されました。
このお方に結ばれる者も、同様に真の命(永遠の命)があります。
日々、御子キリストといういのちを持って歩みたい。
今日もキリストの守りがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190804「主に従う信仰の人」

みことばの花190804「主に従う信仰の人」

「あなたの重荷を主にゆだねよ/主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え/とこしえに動揺しないように計らってくださる。」
(詩編55:23【新共同訳】)

先週の金曜日、敬虔なクリスチャンのOさんの葬儀に参列しました。
その時の式次第の中に上記の御言葉が記されていました。
Oさんの心に留めておられた聖句の一つです。
Oさんは、私がこれまで赴任した所の教会員ではありませんが、親しくさせて頂いた方です。
特に少年の育成には死の直前(80歳)までかかわられた方で、それは見事な人生でした。
「わたしは義人のように死に、/わたしの終りは彼らの終りのようでありたい」(民23:10)は、旧約聖書に登場する預言者の言葉ですが、
彼女を知る人にそのように言わせ得る魅力がありました。
親切で情熱的、笑みを絶やさない。
何よりも主に従う信仰の人でした。
主に従い支えられる人は幸いです。

磯部豊喜

みことばの花 190803「神の力」

みことばの花190803「神の力」

「イエスは彼らを見つめて言われた、『人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない』。」(マタイ 19:26) 

イエス・キリストと弟子たちとの問答の一つ。
キリストは「富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである」と言いました。
弟子たちは、富んでいる者は、神に祝福されていると考えていましたのでこのキリストの言葉に驚きます。
さらに続けてキリストは、
「また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」とも言われました。
それを聞いた弟子たちは非常に驚き、「では、だれが救われることができるのだろう」とつぶやきます。
この話の流れの中で最後に語られた主の御言葉が上記です。
天国に入れない者を入れるようにするのは神だと言われます。
今日は第七日安息日。
教会へ行き、私の心を改変する神の力を受けたいものです。

磯部豊喜

みことばの花 190802「考える」

みことばの花190802「考える」

「正しい者の心は答えるべきことを考える、悪しき者の口は悪を吐き出す。」(箴言 15:28) 

今年度、全国学力テスト中学生部で成績の良い順位が発表されました。
昨年第一位の石川県を抜いたのは秋田県。
昨年の最下位は沖縄県でした。
沖縄県では秋田方式を導入してみたところ今年は6位にアップしたという。
秋田の学校では、正解を単に覚えさせることではなく間違うことを恐れずに経験させること。
間違ったらどうすれば良いかと共に考える。
ですから間違うこともOK!「考える」ことを奨励したら成績がアップ。
聖書にも「正しい者の心は答えるべきことを考える」とあります。
聖書の学びも「考える」ことが大切でしょう。
認知症の予防になるかも知れません。

磯部豊喜

みことばの花 190801「命」

みことばの花190801「命」

「人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。」(マルコ 8:36)

ここ数日、「命」に関するニュースを目にします。
ある通路に金魚すくいで獲得した金魚2匹の入った袋が水もなく無造作に置かれていました。
そこを通行する人たちが、「かわいそうに」と声を出しながらそれを眺めます。
外房線の線路に首輪のない犬が入ってしまい、電車が数分遅れました。人はこのように小さい者の命を大切にする心を持っています。
一方で、動物たちを平気で殺傷する。ガソリンで人を死に追いやる。
この矛盾した人の心は実に不気味です。
ところでキリストは「人の命」を大切にされるお方でした。
上記のメッセージはその一つです。
「命」は最も尊い。
主は私に永遠の命を与えるために、十字架にかかって死んでくださった。
これを「良き訪れ」と言います。
今日も自分自身の命、他人の命に優しい生き方をしたいものです。

磯部豊喜

 

みことばの花190731「苦難を経て」

「さあ、わたしたちは主に帰ろう。主はわたしたちをかき裂かれたが、またいやし、わたしたちを打たれたが、また包んでくださるからだ。」
(ホセア 6:1) 

順風満帆(じゅんぷうまんぱん)という言葉がありますが、逆風閉帆(ぎゃくふうへいぱん=磯部の造語)もあって良いと思います。
「順風満帆」の反意語は「波乱万丈」とか「山あり谷あり」が考えられますが、人生の逆風の時は、帆を閉じてぐっと耐える。
成功体験の連続は時に危険な気がします。
一方うまくいかない時は、さらに成功するステップになります。
事実、たとえば骨折は痛いですが、骨折後の骨はとても丈夫になります。
先日、瀬戸大也選手が世界水泳で金2銀1を獲得しました。
瀬戸選手は前回の世界水泳では銅2のみに後退していたそうです。
上記の御言葉は私どもの人生への応援聖句。
「逆風」から学ぶこと多しと思うのです。

磯部豊喜

 

 みことばの花190730「暑い~」

「やがて太陽が出たとき、神が暑い東風を備え、また太陽がヨナの頭を照したので、
ヨナは弱りはて、死ぬことを願って言った、『生きるよりも死ぬ方がわたしにはましだ』。」(ヨナ 4:8) 

以前にも紹介したことのある預言者ヨナの言葉です。
今年は涼しき雨季が長かったせいか、ここに来てとても暑い日が続いています。
私も家内も「暑い~暑い~」とのデュエットで合唱。
「生きるよりも死ぬ方がましだ」とヨナはつぶやきましたが、私もそのような思いに囚われそうになることがあります。
そこで「冬来たりなば春遠からじ」を「夏来たりなば秋遠からじ」と置き換えるのも良い気がしております。
今日も主の守りがありますように。

磯部豊喜