みことばの花 190116「無理に」

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みことばの花190116「無理に」

「そこへ、アレキサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人が、郊外からきて通りかかったので、
人々はイエスの十字架を無理に負わせた。」(マルコ 15:21)

ある人の処刑に見物人ではなく、突然に関係者になってしまう…こういう経験を積んだ人がいます。
シモンと言う人。彼はユダヤ教の大祭の一つ、過ぎ越しの祭りのためにユダヤにやってきた。
ところが一人の男が頭に茨の冠を被せられ、十字架を肩に背負い、坂道を登っていく様子をみて
「いったいどんな罪をこの男はしでかしたのだろう」と同情の眼差しで立ち止まります。
すると男は重い十字架につぶされて倒れてしまいました。
その時に、「お前、この十字架を背負え」と言われてしまいました。無理に十字架を負わせられた。
しかしなぜか、シモンは後にクリスチャンになっている。
嫌な経験、しかしそれは祝福の経験となった。
私も人生の苦みを「無理に」負わせられることがあるかも知れない。
しかしそれは祝福の道であると覚えたい。

磯部豊喜

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