みことばの花 181211「翼をはって」

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みことばの花181211「翼をはって」

「しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。
走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」(イザヤ40:31)

彗星のごとく現れて、今世界中で注目されている人がいます。
フィギュアスケト選手の紀平梨花(きひらりか・16才)さんです。
今年、韓国の平昌(ピョンチャン)で行われた冬季五輪で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手を筆頭に、
優れた選手層の上をいく成績を残され、ショートとフリーの合計点233.12は見事なものでした。
あの銀盤に花が咲くような舞を披露しました。しかしその後のコメントがいい。
2022年北京五輪五輪の金メダルに向けてどれだけ近づいたかと聞かれたとき、「10%くらい」と答え、
「まだ3年以上あるし、けががあってもダメだし、まだまだ色んな危険が迫っている」と、
年下のジュニアクラスには4回転を出来る選手たちがいることを意識して応えています。
決して今の成績に浮かれてはいないのです。銀盤を舞う少女たちの熾烈(しれつ)な戦いの空気を感じます。
私は銀盤どころか縄跳びさえもヨタヨタしてしまいますが、上記の聖句のように「わしのように翼をはって、
のぼることができる」との希望を持っています。
「主を待ち望んで者は新たなる力を得」は、今、私の大いなる希望なのです。

磯部豊喜

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