みことばの花 180830「倒れても」

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みことばの花180830「倒れても」

「たといその人が倒れても、全く打ち伏せられることはない、主がその手を助けささえられるからである。」(詩篇 37:24)

今シンガポールでアジア大会が行なわれています。日本選手団は良い成績をあげています。2年後の2020年東京オリンピックにつなげようと励んでいるようです。昔、感慨深い競技の一つに、アトランタ五輪での、最後の競技者アフガニスタンのバセル選手の話です。彼は男子マラソン競技に参加。これまでの自己記録は2時間32分。しかし大会前に足を痛めましたが、それでも彼は完走。タイムは何と4時間24分17秒。競技場に戻ってきた時は、「歩いては休み、歩いては休み」。すでに閉会式の準備も始まっていました。ボランティアの人が、彼に気づき人々がゴールに寄ってきた。小さな拍手が、やがて大きな拍手になり競技場を感動で包みました。「戦乱に明け暮れる、祖国アフガニスタンがまだ生きていることを世界に見せたかった…」と彼は完走後にコメントした。使命を心に抱く人は美しい。主がおられるから「倒れても、全く打ち伏せられることはない」という上記のみ言葉に心がとまりました。

磯部豊喜

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