みことばの花 180829「手入れ」

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みことばの花180829「手入れ」

「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。」(ヨハネ 15:1)

一昨日、知人のぶどう農家を訪問して、ぶどう園の仕事をお聞きしました。今最高級のぶどうと言われる「シャインマスカット」の園を拝見。薄い緑の皮に包まれたぶどうはとても甘く絶品ですが、一粒で4~5センチにも実ります。それが40粒くらい集まって一房。説明によれば小さい頃は200粒くらいあるそうです。それを毎日毎日、一房の中で間引きをするそうです。スキマを作りながら大きな粒のぶどうが完成するというのです。その手間隙を考えると気が遠くなる。話を聞きながら、上記のキリストのみことばを思い出しました。上記も続きは、「わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである」(2節)とあります。「手入れ」を施されたぶどうの実のように、神様の御手は私たちにも手入れをしてくださいます。時にそれは試練とか、辛苦(しんく)という方法で…。人生の苦しみや試練さえ、「私の品性の実を結ぶための」神の愛のわざだと受け止められたらきっと良いのだと思います。

磯部豊喜

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