みことばの花 180706「愛はすべてのとがを」

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みことばの花180706「愛はすべてのとがを」

「憎しみは、争いを起し、愛はすべてのとがをおおう。」(箴言 10:12)

私がクリスチャンに導かれた流れの一つに、「愛の人になりたい」という思いがありました。短気で怒りやすい自分自身の内側に愛の欠乏を感じていたからです。私が教会とののかかわりを持ち始めたある日のこと、当時世話になった牧師さんに「先生、人は本当に愛の人になれるのでしょうか?」と質問しました。そのとき、この牧師さん、即答で「はい、なれます!」。当時、私は「人間の愛などというものには、打算、いわゆる自分の損得勘定(そんとくかんじょう)が働く下心がある」、と考えていたので、純粋な愛などはこの世に存在しないと思っていました。しかしこの牧師さんの一言が、聖書を学ぶ動機になりました。「愛はすべてのとがをおおう」。「とが」は「咎(とが)」のこと。それは「罪の行為」のこと、「けしからぬ行い」のこと。これさえも包み込むのが真の愛。こういう愛を持っているお方を知りました。それはイエス・キリスト。この真実な愛の方とつながり続ける、そうすれば「愛の人」になれる日が来ると今も希望を持っています。今日も主の愛を見つめて歩みたいものです。

磯部豊喜

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