みことばの花180627「人生の実力」
「だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。」(Ⅱコリント 12:10)
謎解き問答を考えました。「弱い時にこそ、強いものはな~に」。それは本物のクリスチャン!上記の聖句によれば、そういうことになります。ところでこの聖句、リビングバイブルを読むと分かりやすい。「すべてはキリスト様のためであることを知っているので、その『とげ』も、侮辱も、苦しみも、迫害も、困難も、大いに喜んでいます。なぜなら、弱い時にこそ、私は強いからです。―無力であればあるほど、それだけしっかりと、キリスト様によりすがるようになるからです。」この下線部が、補足されています。「どのような状況に置かれても、そこに生きている証を読み取り、その状況を幸せだと思えるかどうかで、人生の実力が決まると思う」(柏木哲夫)と味のある言葉を知りました。「人生の実力」は、逆境をどう包み込むか。上記の御言葉を残されたパウロは、その秘訣を知っていたようです。「わたしが弱い時にこそ、わたしは強い!」と。今日も主の恵みの中でお過ごしください。
磯部豊喜