みことばの花 180910「怒り」

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みことばの花180910「怒り」

「怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす。」(箴言 14:29)

大坂なおみ選手(20)が初快挙となる、プロテニス界の4大大会の一つである全米オープンで優勝しました。日本人が四大大会で優勝するというのは男女テニスで初めてだそうです。しかも相手は四大大会で23回優勝しているセレナ・ウィリアムズ。米国では国民的な存在だというので、アゥエイでの勝利は見事です。体力、技術もセレナに引けをとらない選手になったのでしょうが、今回の勝敗を分けたのは、メンタル面は大きい。セレナ選手は怒りのためにラケットを破壊し、審判にも不服を抱き暴言を吐いたため、1ゲーム敗北のペナルティが課せられました。一方大坂選手は、これまで試合中に怒って敗北したことを心に留め、怒りを静めて戦っていたという。この冷静さが、二人を分けていたように思います。聖書は「怒りをおそくする者」の祝福をたくさん書いています。「怒り」が頭をもたげる時、ぐっとこらえる、そういう生き方の大切さを今回のテニスの試合結果は教えてくれたように思います。主に祈りつつ、怒りという魔物に勝利をして歩みたいですね。

磯部豊喜

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