みことばの花180825「マナ1」
「イスラエルの家はその物の名をマナと呼んだ。それはコエンドロの実のようで白く、その味は蜜を入れたせんべいのようであった。」(出 16:31)
モーセに授けられた十戒は、出エジプト20章に記されています。その十戒の第4条は「第七日安息日」の教えです。第七日安息日は十戒の時に与えられたと考える人がいますが、十戒が与えられる前から、第七日安息日の教えは、出エジプト記16章にもありました。神様は6日間、上記のみことばにあるようにマナというパンを荒野生活するイスラエル民族のために天から降らせました。ところが7日目だけは、降らせなかった。マナと呼ばれたパンが降る日は現在の日~金で、土曜日には降って来なかった。安息日の前日(金曜日)には2倍のマナを集めるように告げました。日~木までのマナは翌日には腐りました。しかし金曜日に降ったマナだけは、腐ることなく土曜日にも食することが出来たのです。こうしてイスラエル民族が体験的に第七日安息日には仕事をしないで、神様と交わる日を過ごすようにされたのです。金曜日の日没は、安息日の始まり。第七日はキリストとの交わりを楽しむスペシャルデーです。ハッピーサバス!
磯部豊喜