みことばの花201215「クリスマスの役割・・・天使②」
「神には、なんでもできないことはありません。」(ルカ 1:37 口語訳)
昨日は天使の前置きの言葉に触れましたが、上記は天使がマリヤに語った最後の言葉です。
メッセージを語るとき、どういう言葉で終えるかは、話し手にとっていつも苦労するところです。
賢い天使は、「神の御子が人の中に宿る」という人知では到底考えられない内容を告げるにあたり、乙女マリヤに上記の言葉をもって語り終えました。
「神には、なんでもできないことはありません」。神のご性質を表現したものに「全知全能」という言葉があります。
神はすべてことをご存じで、どんなことでもおできになるという意味です。
ですがこれを人はなかなか信じることができません。
たとえば「なんでもできないことはありませんというならば、なぜ新型コロナ感染を野放しにしておくのか」などの疑問。
私はこれについてこう受け止めています。神が手を下せばすぐにこれは収まる。
そこでこういう逆境の時、「わたしのしていることは今あなたにはわからないが、あとでわかるようになる」(ヨハネ13:7 口語訳)との主イエスの御言葉を思うことにしています。
磯部豊喜