みことばの花 190610「みじめな人間」

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みことばの花190610「みじめな人間」

「わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか。」(ローマ 7:24)

パウロは自己省察を忘れない人でした。
自己省察というのは、自分の内面を正直に見つめることをいます。
彼は若い頃より頭脳明晰で秀でた人物でした。
しかしキリストに出会うまでは、おそらく自分を深く見つめることをして来なかった人かも知れません。
相手が悪いと決めつけたら、それを徹底的に暴くという種類の人であったと思います。
そのような彼が、イエス・キリストと出会って、自分の罪深さに圧倒されます。
ところで上記の言葉は、パウロの回心時のことではないようです。
彼がクリスチャンになってからの自己省察の言葉。「
善をなそうと思う自分と、悪が付きまとっている自分がいる」と告白します。
この自己矛盾を認め、それを神様にそのまま正直に告白するのが真のキリスト者なのでしょう。
今日も主の守りがありますように。

磯部豊喜

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