みことばの花 181117「いなくなって存在感を増す」

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みことばの花181117「いなくなって存在感を増す」

「彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている」(ヘブル 11:4)

上記は、「信仰によって義なる者と認められた」と称されるアベルという人に関しての言葉です。人の価値は、その人がいなくなって測られるのでしょうか。いるときは「うっとうしい」とか「煙たい」とか思える人でも、いなくなってみると、「ああ、もう一度あの人の言葉を聴きたい」と思える人になれたら素晴らしいと思います。上記のみ言葉に続き、「信仰によって、エノクは死を見ないように天に移された。神がお移しになったので、彼は見えなくなった。彼が移される前に、神に喜ばれた者と、あかしされていたからである。」(ヘブル11:5)とエノクという人が登場します。エノクは、忠実で敬虔な信仰者でした。時には悪を責めた人物だったようです(ユダの手紙14,15参照)。ですが彼がいなくなって、人々は寂しく思ったらしい。「生き物は、いなくなってから存在感を増す」(那須圭子・原発反対運動の写真家)という言葉。味のある言葉です。「いなくなって存在感を増す」人に近づけたら本望です。今日は第七日安息日、「いなくなって存在感をいよいよ増す」イエス・キリストを今日も求めたいと思います。

磯部豊喜

 

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