みことばの花 210318「アブラハムの引越し」
「テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、
ハランに着いてそこに住んだ。」(創世記 11:31 口語訳)
私の調べたところ、アブラハムの引越しは次のようです。
カルデヤのウルより出発、ハラン、カナンのシケム、ベテルの東の山、ネゲブ、飢饉でエジプトに寄留、再びネゲブ、ベテルの東の山、
ヘブロンにあるマムレのテレビンの木のかたわら、ネゲブのカデシとシュルの間(ゲラル)、
ベエルシバ、ヘブロンのキリアテ・アルバ(妻サラの死、ケトラと再婚、彼もここで死ぬ)。
アブラハムは、神に導かれ東の国(カルデヤのウル)を出立し、カナンの地方を歩き回り、最後はヘブロン(これまで12か所)で亡くなった。
その旅の初めはウルからハランでした。しかしハランで最初のつまづき。カナンが神に示された地でしたが、父テラはそこで定住しここで亡くなった。
これをハラン信者という。アブラハムにとってこの世は寄留地。しかし寄留地が定住地になってしまうことの戒めとしてハラン信者と呼ぶ。
私の人生の目指す地はどこでしょうか。
磯部豊喜