みことばの花 201102「寄留者②」
「これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。」(ヘブル 11:13 口語訳)
今週の日曜日、わたしの牧師仲間であり後輩の若いY牧師が若干45歳の短い生涯を閉じられました。
昨日は告別式。残されたご両親やお姉さまの悲しみが伝わってきました。
Y牧師がまだ牧師ではない青年時代から交わりを持っていましたし、彼が牧師インターンになられた時、私が主任牧師として再び親交に預かる機会があった人でしたので、とても残念な思いで参列しました。
やはり私の心に涙を誘ったのは、息子に先立たれた、遺族代表として涙のご挨拶をされたクリスチャンの父親の姿です。
ですがクリスチャンには希望があります。Y牧師は「地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした」人でした。
Y牧師と同様、この信仰に立てる人は、死別の悲しみにも再会の希望を抱くことが出来るのです。
磯部豊喜