みことばの花 200929「偶然」

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みことばの花 200929「偶然」

「そして見ていて、それが自分の領地へ行く道を、ベテシメシへ上るならば、この大いなる災を、われわれに下したのは彼である。
しかし、そうしない時は、われわれを撃ったのは彼の手ではなく、その事の偶然であったことを知るであろう。」(サムエル上 6:9 口語訳)

「有神論」と「無神論」。聖書を信じる「有神論者」は、信じる対象者を神と呼び、すべてのものはこのお方によって造られたと考えます。
一方、「無神論者」は「神はいない」と信じ、「有神論者」は「神はいる」と信じる。ここに両者の共通点があります。
それはいずれも「信じる」という心があるということです。
ところで「無神論者」の一つの特徴は、「偶然」を多用します。聖書には、この「偶然」という言葉は、口語訳聖書には一か所しかありません。
それが上記の御言葉です。Miqreh(ミクレー)というヘブライ語は「運命、偶然、何か起こる、臨む事、はからずも」と訳せる言葉。
果たして私は偶然の産物なのでしょうか。それとも神に造られた産物なのでしょうか。
信仰は選択。さて、どちらの選択が私にとって幸せなのでしょうか。

磯部豊喜

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