みことばの花 200113「私の自分史③~心の憂い」

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みことばの花 200113「私の自分史③~心の憂い」

「心に憂いがあればその人をかがませる、しかし親切な言葉はその人を喜ばせる。」(箴言12:25 口語訳)

私の父(生みの親)が、ギャンブルにはまってしまったのには私の憶測に過ぎませんが、
その一つに戦争からの帰還兵だったことが考えられます。
父は戦地へ送られて、父の部隊は父一人を残して全滅したと聞いたことがあります。
戦友をかの地に残して帰還した人の思いは、理解し難い。
その心の憂いが父の人生を狂わしたのかも知れません。
父は戦地より帰還後、結婚をして母との間に四人の子を儲けました。
私はその四番目の子(姉2、兄1)でした。
ですがよくよく考えて見ますと、もし父が全滅部隊と共に倒れていたら私たちは生まれて来なかったことになります。
命は不思議。私にとっては、その背後に神様の存在を感じています。

磯部豊喜

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