みことばの花 191208「やられたら、やりかえせ?」
「『彼がわたしにしたように、わたしも彼にしよう、わたしは人がしたところにしたがって、その人に報いよう』と言ってはならない。」(箴言 24:29 口語訳)
聖書の中に「目には目を、歯には歯を」という言葉があります。
その言葉があることは事実。ですがこれは間違って解釈されています。
「相手が目を傷つけるならば、相手の目を傷つけてもOK!」と。
つまり「やられたら、やりかえせ」という解釈です。
ですが聖書には上記のような言葉もあります。
そこで「目には目を、歯には歯を」の本意を探すために聖書を調べますと、
これは報復の奨励でなく、必要以上の報復をするなということと、償いの方法を教えているのです。
「相手に目を傷つけたら、相手の目だけを傷つけるに止めよ」と。
キリストは、さらに進み「善を返すことによって悪に勝ちなさい」と教えています。
相手を許す広い心を持ちたいものです。
主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜