みことばの花 191205「生んだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花 191205「生んだ」

「セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、男子と女子を生んだ。」(創世記 11:11 口語訳) 

上記の「セム」という人は、ノアの息子でノアの大洪水後502年ほど生きた人です。
ところで創世記5章には「彼は死んだ」という言葉を紹介しましたが、
このアダムの系図とは違って、セムの系図には「男子と女子を生んだ」という言葉が多い。
「死んだ」と「生んだ」は正反対の内容です。
アダムの多くの子孫は「死んだ」となっていますが、セムの子孫は「生んだ」となっています。
なぜ11章では「死んだ」を強調せずに「生きた」と書いていあるのでしょう。
罪を犯した(アダム)の子孫の多くは「死んだ」、ですが罪を悔い改めて神を見る人は「生きた」とでも語りたいようです。
「罪を犯すのは」残念ですが罪は人の「命を死なせ」、一方の「罪を悔い改める人」は「命を生んだ!」と私には読めるのです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *