みことばの花 191201「上中下」

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みことばの花 191201「上中下」

「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう。」(マタイ23:12 口語訳)

「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」という言葉は知っていました。
ところが誰がこの言葉を語っているのか知りませんでした。
12月のサインズ誌でこれが後藤新平(医師、政治家)の書いたものだと知りました。
上中下にランク付けられた内容は、なるほど納得します。
人を育てることが人生の宝だと著者はいいます。
育てられた人とそうでない者の違いはなんでしょう。
謙遜か高慢か。謙遜な人は、人をグサグサと射すようなことはしない。
自分を高くする者は、世の中の真の問題児かも知れません。
謙遜な人の心を覗けるならば、どんな文字が書かれているのでしょうか。
「低くする者」を育てる。これが真の人づくりなのでしょう。

磯部豊喜

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