みことばの花 190908「罪とは」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花 190908「罪とは」

「ただ、あなたがたの不義が/あなたがたと、あなたがたの神との間を隔てたのだ。
またあなたがたの罪が/主の顔をおおったために、お聞きにならないのだ。」(イザヤ59:2 口語訳) 

「人は死ぬ定めを持っている」ということは事実ですから、誰も疑問はないと思います。
ですが「罪」が「死」の原因だというとピンとこないかも知れません。
「罪」の定義が分からないからです。
聖書は神の律法を守らない「不法」(Ⅰヨハネ 3:4 口語訳)、善い事が分かっていても行わない「不善」(ヤコブ4:17 口語訳)、
イエス・キリストを信じない「不信」(ヨハネ16:9 口語訳)などが罪であると書いています。
ですが罪のルーツは、アダムとエバの物語にさかのぼります。
罪は結局、神との関係にヒビが入った悲しい行為です。
上記の聖句では「不義」とも呼ばれています。
愛であり命の与え主である神との関係が壊れたこと、これが実は罪の実体です。
愛の神を見上げて「わが父よ!わが神よ!」と呼べなくなった。
ここに私どもの気づかざる罪があります。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *