みことばの花190704「クリスチャン③」
「しかし、クリスチャンとして苦しみを受けるのであれば、恥じることはない。
かえって、この名によって神をあがめなさい。」(Ⅰペテロ 4:16)
これは「キリストに属する者」という意味を持つ「クリスチャン」という呼び名が書かれている三つ目の聖句箇所です。
人生にはいろいろな種類の苦しみがあります。
自分が失敗して苦しみを背負うとか、自分が外れた道を歩んだために苦しむとか…。
これとは反対に、正しく生きて苦しむこと、キリストを信じるゆえに苦しむ場合もあります。
ペテロという人は、その両方を味わった人物です。
前者は自分自身に責任があります。
ですが、後者は他者に非があります。
ですからペテロは自分の体験を通して、「クリスチャンとして苦しを受けるのであれば、恥じることはない」と語ります。
苦しみを味わう時、この苦しみの出どころを点検したい。
心に責められることのない生き方をしたいものです。
磯部豊喜