みことばの花181209「パシュル」
「その翌日パシュルがエレミヤを足かせから解き放した時、エレミヤは彼に言った、
『主はあなたの名をパシュルとは呼ばないで、「恐れが周囲にある」と呼ばれる。』」 (エレミヤ 20:3)
パシュルは、旧約聖書に登場する神の人で預言者エレミヤに反対した、ユダヤ教の祭司で
神殿の管理者でした(同20:1参照)。
エレミヤが、神様の御言葉を率直に取り次いだとき、彼は預言者エレミヤを打ち叩き、
足枷までつけてその言動を拘束しようとしました。
翌日には足枷を解いてエレミヤを解放しましたが、エレミヤはこのパシュルについて預言をします。
その預言が上記。「あなたはパシュルという名だが、もうそのような名で呼ばれることよりも
「恐れが周囲にある(おびえながら生きる者)」と呼ばれるという。
パシュルだけでなくその友人たちも恐れつつ生きなくてはならない。
人は自分で蒔いた種は刈り取らねばなりません。
一方、このパシュルとは違ってその人がそこにいればホットする、心が和やかになれる、
こういう人は素敵です。
あなたと会えて私の人生は、豊か(心が)になった、と隣人に言われる人になれたら素晴らしいですね。
今日も主の愛を見つめて歩みたい。
磯部豊喜