みことばの花 181110「あかりと、油」

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みことばの花181110「あかりと、油」

「思慮の浅い者たちは、あかりは持っていたが、油を用意していなかった。」(マタイ 25:3)

11月8日の朝日新聞の1ページです。ここに聖書の言葉が2箇所も記載されていました。一つは英文聖書を訳したのかも知れませんが、「分裂して争う家は立っていることができない」(マタイ12:25)という聖句が記載され、現在の米国の分断を描写して、昔リンカーンが演説で引いたとされる一節が書かれていました。そしてもう一つの聖句が、上記です。そこにはこんなコメントがありました。「…視界が遮られているのは、目を凝らせばある未来が確実に来ることがわかるのに、すべてを先送りにし、その対策に本気で着手できないでいるからではないのか。例えば人口減少、国家財政の破綻、経済成長の限界、放射性廃棄物処理の膠着(こうちゃく)。聖書のこの一節は私たちのそんな無様(ぶざま)も思い起こさせる。」と。今の時代は、油の欠落している時代なのでしょうか。「あかり」は人生に希望を与える神のみ言葉、油は「あかり」を心に灯す「神様の霊(聖霊)」を指しています。聖書の光は油があって正しく理解されます。今日は第七日安息日、「あかりと、油」を求めたい。

磯部豊喜

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