みことばの花 181106「主の祈り(9)ーもう一つの食物」

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みことばの花181106「主の祈り(9)ーもう一つの食物」

「我らの日用の糧を、今日もあたえたまえ。」(マタイ6:11)

昨日、「日用の糧」すなわち「日ごとの食物」のことを書きましたが、書いている時に、私たちの身体を生かしてくれる食物以外の食物が、私の脳裏を過(よ)ぎりました。それは心の食物。キリストの有名な言葉、すなわち「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」(マタイ4:4)を思い出しました。私たちは二つの食物で実は生かされています。人は口から入る食物に預かったとしても、人生が満たされるとは限りません。「衣食足りて礼節を知る」とありますが、「衣食足りて生きがいを得る」とはならない。人はやはり心が満たされる必要があります。実に神のみ言葉には、心を養う不思議な力があります。「あなたは我が目に尊く」(イザヤ43:4)と言われたり、「わたしはあなたを忘れない」(イザヤ44:21)などのみ言葉の響きに触れますと心に涙の川が流れます。ゆえに「わたしの渇いた心に、今日もみ言葉をあたえたまえ」と祈るのです。

※今千葉教会では、教会員10人による「キボウのトビラⅡ」講演会を11/4-8、11-15(毎夕18:30-19:40頃)の10日間行なっています。ご都合の良いかたはお出かけください。

磯部豊喜

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