みことばの花 181019「天に宝を蓄える(2)」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花181019「天に宝を蓄える(2)」

「むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい」(マタイ 6:20)。

「天に宝を蓄える」生き方とはどのようなことでしょう。考えてみませんか?…という言葉で昨日の「みことばの花」を閉じました。上記のみ言葉をよく吟味しますと、「むしろ自分のため」という言葉が冒頭に。天の宝を手に入れるのは、「わたしのため」ということなのでしょう。「人はどんなに財産を持っていても、最期は1畳程度の空間しか手に入らない」と言われます。これは棺の大きさを指しています。しかしこの棺さえも、火に焼かれて消えてしまいます。ですが天に蓄える宝は不滅だと言う。神様が守ってくださるからです。火も洪水も滅ぼすことの出来ない宝とは何でしょうか。それは「品性」でしょう。どのような信仰や希望や愛を持つのか。これが大切な気がします。「キリストの恵みによって人の心の中に、天のことを思わせる言葉や行い、またキリストのような品性を築こうとつとめるあらゆる努力などが宝を天の積むのです」(「思いわずらってはいけません」p117)という言葉は、銘記(めいき)しておきたい一文です。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *