みことばの花180715「推薦する、されること」
「わたしたちは、またもや、自己推薦をし始めているのだろうか。それとも、ある人々のように、あなたがたにあてた、あるいは、あなたがたからの推薦状が必要なのだろうか。」(Ⅱコリント 3:1)
社会のグループ組織の中では、ご奉仕いただく方々にある役割を推薦することがあります。例えば教会の場合は、まったくのボランティアですので、推薦作業は骨が折れる場合があります。会社であれば辞令一つでどうにでもなるのでしょうが、教会では推薦した後に、本人に承諾を得ることが必要になるからです。ところで上記のみ言葉にあるように、自己を推薦する人がいます。ですが往々にして自己推薦者は、その役割に相応(ふさわ)しくない場合もみられます。これは私自身のことですが、ある役割を推薦された場合、推薦作業をしてくださった方々の労(ねぎら)う意味で、自分はそれに相応しくないと思いつつも特別な支障がない限り一度は引き受けることにしました。そして実際に引き受けた後に、ストレスが多い場合は次回は遠慮させていただくということにしました。ただ推薦される場合は、「ふつつかな者ですが、させてください…」という謙虚な心だけは失わないようにしたいのです。今日も主の恵みがありますように。
磯部豊喜