みことばの花 180716「恵みのわざ」

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みことばの花180716「恵みのわざ」

「有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。」(Ⅰコリント 1:28)

神様のしてくださることを「恵みのわざ」と言います。この世界で、人が何かの役割に推薦される場合、その人のもっている能力とか資質というのが問われます。しかし神様の世界ではこれとは異なっています。神は「この世の有力な者」よりも「この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれた」とあります。実に挑戦的な言葉ですが、「あえて選ばれた」とあります。これは相応(ふさわ)しいから選ぶのでなく、むしろ「相応しい者にするために」選ぶ、ということなのでしょう。私も牧師をさせていただいていますが、牧師として相応しいので選ばれたと断言出来ません。むしろ牧師として相応しくなるため、育てていただくために「あえて選ばれた」のでしょう。とはいっても、いまだに牧師の肩書きをぶら下げた、ひよっ子に過ぎませんが、これまでこの働き続けることができているのは、まさに神の「恵みのわざ」だと思うのです。

磯部豊喜

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