みことばの花 201216「クリスマスの役割・・・父ヨセフ①」
「夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。」(マタイ 1:19 口語訳)
聖書は妄信とか非常識のことを書いてある本のように考える人がいますが、決してそのようなことはありません。
先のマリヤも処女である自分に神の子が宿ることを聞き、「どうしてそのようなことがあり得ましょうか」と常識的な質問を天使にしています。
イエスの父となったヨセフも同じです。
彼は愛するマリヤから「自分は聖霊によって身ごもった」との告白を「マリヤは別の男性と関りをもった」と思ったに違いありません。
ユダヤでは婚約中に異性と交わると石打ちにされることが許されました。
ですが愛情深いヨセフは、そのようなことはできない。そこで自分が身を引くことを決心します。
ヨセフがそのように考えていると、天使が彼の夢に現れて「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。
その胎内に宿っているものは聖霊によるのである」と語りました。(…明日に続きます。)
今日も主の恵みがありますように。
磯部豊喜