みことばの花 200716「命を懸ける価値」
「…ほかの者は、更にまさったいのちによみがえるために、拷問の苦しみに甘んじ、放免されることを願わなかった。
なおほかの者たちは、あざけられ、むち打たれ、しばり上げられ、投獄されるほどのめに会った。」(ヘブル 11:35,36 口語訳)
1952年に制作された「クオ・ヴァディス(主よ、何処へ)」という古い映画。これを見る機会がありました。
歴史に残る「皇帝ネロによるローマの大火」とか「クリスチャンの迫害」とかが描かれている映画です。
この映画を視て、私の高校生時代(宗教に否定的な頃)にクリスチャンと呼ばれる人々が命を落とすような目にあっても信仰を捨てない姿に素朴な疑問を持ったことや、上記の聖句などを思い出しました。
「命を懸ける価値」がキリスト教にはある…と知ったのは21歳の時でした。
迫害は避けたい事ですが、戦時中の治安維持法の下に受けた迫害をアドベンチストの人々が越えてきた歴史もあり、
「命を懸ける価値」…を改めてと見つめていけたらと考えるのです。
主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜